「マッチングアプリと結婚相談所、どっちが安く済むんだろう?」「料金だけ見るとアプリの方が圧倒的に安いけど、本当にそれで結婚できるのか?」——婚活で悩んでいる人なら、一度は考えたことがある問いだと思います。
私は22歳から29歳までマッチングアプリ(Pairs / with / Omiai)を7年間使い続けて、累計約9万円・出会い約50人・交際5人・成婚は0でした。29歳でIBJ加盟の結婚相談所オンラインプランに切り替えて、4ヶ月・約20万円で成婚しました。
この記事では、アプリ7年9万円と結婚相談所4ヶ月20万円を自分の実データで並べて、どっちのコスパが良かったのかを結論まで書きます。「料金が安い=コスパが良い」ではない、ということが伝わるはずです。
H2-1:結論|アプリ7年9万円・相談所4ヶ月20万円・コスパが良いのはどっち?
先に結論から書きます。料金だけを見ればアプリの方が半額以下で安い。でもコスパで見たら、私の場合は結婚相談所の方が圧倒的に良かった、というのが体験ベースの答えです。
数字で先に並べます。
| 項目 | マッチングアプリ7年 | 結婚相談所4ヶ月 |
|---|---|---|
| 累計料金 | 約9万円 | 約20万円 |
| 期間 | 7年(うち課金30ヶ月) | 4ヶ月 |
| 出会った人数 | 約50人 | お見合い12回 |
| 交際 | 5人 | 仮交際6人 → 真剣交際1人 |
| 成婚 | 0人 | 1人(成婚退会) |
9万円・20万円の内訳
- マッチングアプリ7年 約9万円:プレミアム会員費の累計(月3,000円 × 課金30ヶ月)。ブースト等の追加課金なし
- 結婚相談所4ヶ月 約20万円:入会金 + 月会費(4ヶ月分)+ 成婚料の合計
⚠️ いずれも 「サービスの利用料」で、デート代(交通費・食事代)・プロポーズ・親への挨拶などの実費は含まれていません。これらを含めた婚活トータルの金額は、別記事 結婚相談所のための貯金準備|29歳男性が婚活4ヶ月で使った金額 で内訳まで公開しています。
コスパで見ると、答えはあっさり逆転する
9万円使って、結婚できませんでした。20万円使って、結婚できました。
料金だけ見ればアプリの圧勝です。でも、9万円は「7年間、結婚に近づかなかった9万円」でした。結婚相談所の20万円は、4ヶ月で「結婚した相手と出会った20万円」になった。同じ婚活費用でも、結果に紐づいていないお金より、結果に紐づいたお金のほうが価値がある——というのが、7年やった私の結論です。
「アプリは安い」「相談所は高い」という入口の比較で止まらず、そのお金が結婚に近づいたかどうかで見直すと、答えはあっさり逆転します。
以降の章で、料金の中身と、出会い・交際・成婚の数字、料金構造そのものの違いまで分解します。
H2-2:マッチングアプリ7年の料金リアル
まず、私がアプリで実際にいくら払ったのかを正直に書きます。「アプリは月3,000円くらい」という相場感はよく聞きますが、7年やった人の累計を出している記事はあまりないので、参考になればと思います。
使ったアプリと課金パターン
7年の間に使ったのは Pairs / with / Omiai の3つ。並行で使った時期も、1つに絞った時期もありました。
課金していたのは「7年のうち累計30ヶ月」
ここが盲点だったところです。アプリは「7年使った」と言っても、ずっと有料会員でいたわけではないんです。
私の場合は、こんなリズムでした。
- やる気のある時期に3ヶ月だけプレミアム会員になる
- 結果が出ないと無料会員に戻して放置する
- 恋人ができたタイミングで一旦やめる
- 別れたあとや、また気が向いた時に3ヶ月課金する
これを7年の間に約10回繰り返したので、有料課金していた期間は累計で3ヶ月 × 10回 = 30ヶ月になります。
累計料金は約9万円
月額はアプリやプランによって変動しますが、私のケースは平均すると月額約3,000円でした(1ヶ月または3ヶ月プランを使うことが多かったので、月割りはこのくらいに落ち着きます)。
計算するとこうなります。
マッチングアプリ7年の累計料金
3,000円 × 30ヶ月 = 約90,000円(9万円)
ブースト機能・いいね買い足し・プロフィール強調表示などの追加課金は一切していません。正直に言うと、自分がケチで、アプリの追加課金にお金を使うのは勿体ないと思っていたからです。追加課金まで突っ込み始めると累計はもっと膨らむので、私の9万円は「月額だけ払い続けた人」の数字だと思ってください。
出会いと交際の数字
料金と並べて、成果側の数字も置きます。
- 実際に会った人数:約50人
- 交際まで進んだ人数:5人
- 成婚(結婚):0人
これを単価に直すと、
- 1出会いあたり単価:90,000円 ÷ 50人 = 1,800円
- 1交際あたり単価:90,000円 ÷ 5人 = 18,000円
- 成婚までの単価:90,000円 ÷ 0人 = ∞(成婚ゼロ)
「1出会い1,800円」だけ見れば、アプリは破格に安いです。出会うこと自体の単価としては、いまでもアプリは強いと思います。
問題は、そこから先(交際→結婚)に進む確率でした。50人会って5人と交際まで進んだのに、結婚には繋がらなかった。料金が安くても、ここで止まり続けたのが私の7年でした。
H2-3:結婚相談所4ヶ月20万円の内訳
次に、結婚相談所側の料金を内訳まで公開します。よく「結婚相談所は50万円〜100万円かかる」と言われますが、私が選んだプランは20万円前後で収まりました。ここは選ぶ相談所と入会プランで全然変わります。
プランは「IBJ加盟相談所のオンラインプラン」
私が入ったのは、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の結婚相談所で、その中でもオンライン中心のプランでした。対面相談もできるけれど、ベースはオンラインでお見合い設定・進捗管理を進める、という設計です。
IBJ加盟の相談所は全国に約4,766社あり、料金は「対面プラン中心(高め)」と「オンラインプラン(抑えめ)」で差が出ます。対面の店舗・カウンセリングを抱える分、対面プランの方が当然コストが乗る、という構造です。私は「進めるのにオンラインで完結する方が便利」だと考えていたので、最初からオンライン中心のプランで探しました(IBJの会員プールから探せることは前提)。
しかも選んだのは、オンライン型の中でもサポートが薄めの安いプラン。アプリの追加課金をしなかった話と同じく、ここでも自分のケチさが出ています。もし半年以内に結果が出ないようなら、サポートが手厚いプランに切り替えるつもりで動いていました。結果的には4ヶ月で成婚できたので、切り替えずに済んだ、という流れです。
4ヶ月の料金内訳
実際に支払った料金は、内訳でいうとこのくらいです(金額は私のケースをまるめた数字です。相談所によって幅があります)。
- 入会金:5万円前後
- 月会費:1万円以下 × 4ヶ月 = 約4万円
- お見合い料:0円(プランに含まれる)
- 成婚料:10万円前後
これを合計すると、
結婚相談所4ヶ月の累計料金
5万円(入会金)+ 4万円(月会費4ヶ月分)+ 0円(お見合い料)+ 10万円(成婚料) = 約19万円〜20万円
「20万円前後」というのは、ここの合計のことです。
お見合い・交際・成婚の数字
成果側の数字も並べます。
- お見合い回数:12回(4ヶ月で)
- 仮交際まで進んだ人数:6人
- 真剣交際まで進んだ人数:1人
- 成婚:1人(その真剣交際相手と成婚退会)
単価に直すと、
- 1お見合いあたり単価:200,000円 ÷ 12回 = 約16,667円
- 1仮交際あたり単価:200,000円 ÷ 6人 = 約33,333円
- 真剣交際・成婚までの単価:200,000円 ÷ 1人 = 200,000円
数字だけ見ると、「1お見合い1.7万円」はアプリの「1出会い1,800円」の約9倍高いです。出会うこと自体の単価では、相談所はアプリに完敗します。
ただ、成婚までの単価が「20万円で確定する」というのが、相談所側の最大の特徴でした。アプリは「いくら払えば結婚にたどり着くのか」がずっと見えませんでしたが、相談所は20万円というゴールラインが見えたんです。
H2-4:料金構造の根本的な違い|月額サブスク vs 成果報酬
アプリ7年9万円と相談所4ヶ月20万円を比べると、料金の大小よりも「料金構造そのもの」が違うことに気づきます。ここを理解しないまま「アプリは安い」「相談所は高い」と比べても、判断を間違えやすいと思っています。
| マッチングアプリ | 結婚相談所 |
|---|---|
| 月額サブスク | 入会金+月額サブスク+成婚料(成婚時にだけ発生) |
マッチングアプリは「月額サブスク」モデル
マッチングアプリは、ほぼ月額サブスクリプションです。月額を払っている限り、機能が使える。出会えても出会えなくても、結婚に近づいても近づかなくても、月額は同じ金額で引き落とされ続けます。
これは便利な面もあります。
- 短期で結果が出れば、1〜2ヶ月分の課金で済む
- 気が向かない時期は休んで、無料会員に戻せる
- いつでも辞められる
一方で、「結果が出なくても課金は止まらない」のが本質的な怖さです。
私の場合、7年間で「もうやめよう」と何度も思ったのに、なんとなく次のプレミアム期間を申し込んで、また3ヶ月延長していました。1回あたりは1万円以下なので、判断が雑になるんです。「もう1回だけ、3ヶ月だけ」を繰り返した結果が、累計9万円・成婚ゼロでした。
結婚相談所は「成果報酬型」モデル
結婚相談所は、料金の組み立てが違います。
- 入会金:入る時に1回だけ
- 月会費:在籍している月だけ
- お見合い料:プランによってゼロにできる
- 成婚料:成婚した時にだけ発生
つまり、「成婚というゴールに料金が紐づいている」設計です。特に成婚料は、結婚に至らなければ発生しない(その代わり成婚すれば発生する)。これは、構造として成果報酬に近い料金の組み方です。
H2-5:出会い・交際・成婚の効率比較
ここで、アプリと相談所の実データを表で並べます。料金だけでは見えない「効率」を可視化したいので、出会い・交際・成婚の全段階で比較します。
全項目を並べた比較表
| 指標 | アプリ7年 | 相談所4ヶ月 |
|---|---|---|
| 料金 | 約9万円 | 約20万円 |
| 期間 | 7年(課金累計30ヶ月) | 4ヶ月 |
| 出会い | 50人 | 12回(お見合い) |
| 交際 | 5人 | 仮交際6人 → 真剣交際1人 |
| 成婚 | 0 | 1 |
| 1出会い単価 | 1,800円 | 約16,667円 |
| 1交際単価 | 18,000円 | 約33,333円(仮交際)/200,000円(真剣交際) |
| 成婚までの単価 | ∞(成婚ゼロ) | 200,000円 |
数字が示す「逆転」の構造
出会い数だけ見れば、アプリの方が4倍以上多く、1出会いあたりの単価も約9倍安い。「とにかく多くの異性と会いたい」というニーズなら、アプリの圧勝です。
逆転が起きるのはその先です。
- アプリ:50人 → 5人交際 → 0成婚(成婚率0%)
- 相談所:12人 → 仮交際6人 → 真剣交際1人 → 1成婚(成婚率8.3%)
「交際まで進む確率」はアプリの方が高いのに、「結婚まで到達する確率」は相談所の方が高い。これが私の実データから出てきた結論です。
なぜこの逆転が起きたのか
体感ベースですが、原因は「相手の温度感」にあったと思っています。
- アプリで会う相手は、結婚に対する温度感がバラバラ。恋愛目的の人、なんとなく登録した人、結婚を急いでいる人が混ざっている
- 相談所で会う相手は、全員が「結婚を前提に活動している」前提が揃っている。お見合い時点で結婚観・希望条件がプロフィールに開示されている
つまり相談所の20万円は「結婚を前提にしている相手とだけ会える」というフィルタにお金を払っている、と整理できます。アプリは安いけれど、そのフィルタを自分で全部やる必要があった。
H2-6:アプリと相談所、切り替え判断のタイミング
ここまで料金と数字の話をしてきましたが、「じゃあ自分はいつ切り替えるべきなのか?」が、実際にはいちばん知りたいところだと思います。私が7年→4ヶ月の切り替えをした時の判断軸を共有します。
私の切り替え判断は「7年やって成婚ゼロ」
正直に言うと、私の切り替えはかなり遅かったです。7年使って成婚ゼロになって、ようやく「これは続けても結果が変わらないかもしれない」と判断しました。
きっかけは、特別な出来事ではありません。「今度こそ良い人が」と思ってアプリを開く時間が、生活の中で当たり前になってきたことに気づいた瞬間でした。7年同じことをして、結果が変わっていない。これを続ければ8年目も同じだろう、と冷静になった、というほうが近いです。
切り替えタイミングの判断軸
私の経験から、こういう状態が続いているならアプリから相談所への切り替えを検討する価値があると思います。
- 何年使って結果が出ていないか
私の場合は7年でした。でも、振り返ると3年〜4年の時点で見切れたと思います。同じ手段で同じ結果なら、手段を変えるのが合理的です。
- 月10件以上の申込みを「自走で」できているか
アプリは、自分から動かないと出会えません。月10件以上申込みを送れているなら、自走できているサインです。逆に「相手からのいいね待ち」で月数件しか動いていないなら、アプリの強みを使えていないかもしれません。
- 年齢的なタイミング(20代後半)
これはきれい事抜きで書きますが、20代後半は婚活市場で動きやすい年齢です。30代になると、相手側の選択肢の幅が変わってくる。私は29歳で切り替えて4ヶ月で成婚しましたが、もっと早く切り替えていればもう少し余裕があったと感じています。
切り替え判断のさらに詳しい話は関連記事に:
H2-7:まとめ|料金より「時間と機会損失」の話
最後に、料金の比較を超えて、いちばん伝えたいことを書きます。婚活で本当に高いのは「料金」ではなく、「結果が出ない時間そのもの」だ、ということです。
時間で換算するとこうなる
アプリ7年と相談所4ヶ月を、料金ではなく時間で並べ直します。
- マッチングアプリ7年 = 7年 × 365日 = 約2,555日
- 結婚相談所4ヶ月 = 4ヶ月 × 30日 = 約120日
私は約2,555日かけて成婚0でした。一方、約120日で成婚1にたどり着きました。料金の差で見ればアプリ7年と相談所4ヶ月の差はわずか11万円ですが、「7年間、結婚に向かわなかった時間」を機会損失として見ると、11万円の差は誤差レベルです。
月3,000円のサブスク代より、「結果が出ない時間が積み上がる怖さ」のほうが、後から効いてくる——これが7年やった人間の本音です。
「結婚相談所は高い」と思い込んで先延ばしにしない
「結婚相談所は高い」「最後の手段だ」と思い込んで先延ばしにするより、20代のうちにコスパの定義を「料金÷成婚」で考え直してみること——それが、この記事でいちばん伝えたかったことです。
合わなければ退会すれば月会費は止まる。合えば、私のように短期で結果が出る可能性がある。試さない限り、「アプリで何年やってもダメだった」という事実だけが積み上がっていく、というのが、7年→4ヶ月を経験した私の正直な結論です。


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