アプリ6年→相談所4ヶ月で成婚

結婚相談所の成婚料は後悔する?マッチングアプリ7年→4ヶ月成婚した男性のリアルな本音

朝のテーブルに置かれた閉じた手帳と封筒、コーヒーカップの俯瞰 婚活

「成婚料って、結局払う価値あるの?」「20万円も30万円も取られて、後悔しないのかな」——検討中に多くの人が止まるところです。

この記事は、成婚料に納得できず入会を迷っている方に向けて、29歳・IBJ加盟相談所4ヶ月成婚・支払いトータル20万円前後(うち成婚料10万円前後)の私が、「払って後悔したか」を正直に書きます。結論は後悔していません。ただ「カウンセラー神!」のような盛り方はせず、担当への印象も含めて整理します。

  1. H2-1:結論|相談所への支払いはトータル20万円前後で成婚、後悔はしていない(理由は3行で)
    1. 結婚相談所を全く知らなかった頃は「月額も払って、さらに成婚料も取るのか?」という素朴な疑問
    2. 入会前に調べた段階で「ある程度納得」に変わった
    3. 払った瞬間は「解放感」だった
    4. 活動を経た今は「相応の価格だ」と納得している
  2. H2-2:そもそも成婚料とは|何にいくら払うお金なのか
    1. 結婚相談所の費用は「入会金・月会費・お見合い料・成婚料」の4階建て
    2. 補足:選んだのは「自走前提でトータル費用を抑えたプラン」
    3. 成婚料の相場は10〜30万円
    4. 「成婚料あり」と「成婚料なし」の相談所をざっくり比較すると
    5. 「成婚=成婚退会」の定義
    6. 補足:相談所への支払い以外にかかる実費
  3. H2-3:「月額も払って、さらに成婚料も?」と感じやすい3つの理由
    1. 月会費だけで十分高いのに、ゴール時にさらに取られる違和感
    2. マッチングアプリ7年では「お金を後から取られる」経験がなかった
    3. 「自分の努力で成婚したのに、なぜ相談所に?」というイメージ
    4. 補足:成婚料は「相談所側のインセンティブ設計」として機能している
  4. H2-4:払う前と払った後で、何が変わったか
    1. カウンセラーへの評価は、「期待ほどではなかった」けれど、それは想定内だった
    2. ではなぜ、トータルの支払いに納得できたのか
    3. 「成果報酬」と思える瞬間は、人によって違う
  5. H2-5:後悔する人・後悔しない人の分かれ目
    1. 後悔の正体は、たぶん「相手に納得していない」こと
    2. 一般的に言われる「後悔する条件」
    3. 「カウンセラーを使い倒さないと損」は、本当か
    4. 「自走スタイル」も結婚相談所を使いこなす一つの形
    5. 結局、後悔の正体は「相手に納得していない」こと
    6. だから、本質は「いい相手を見つけられたか」
  6. H2-6:成婚料なしの相談所はアリか|選ぶ前に知るべきこと
    1. 「成婚料なし」の裏側を理解する
    2. 「成婚料なし」を最優先にすると、活動が長引きやすい
    3. トータルで見たら、どっちが安いか
    4. 「短期成婚」と「長期活動」で総額がどう変わるかを並べて見ておく
    5. 結論:成婚料の有無より、自分が熱量を持って動ける環境かどうか
  7. H2-7:まとめ|成婚料は「結婚に到達した自分への投資」
    1. 結論を3行で
    2. これから入会する人へのアドバイス
    3. 関連記事

H2-1:結論|相談所への支払いはトータル20万円前後で成婚、後悔はしていない(理由は3行で)

木目の机に開かれた家計ノートと閉じた手帳、コーヒーカップの俯瞰

最初に結論を書きます。成婚料に対する印象は、3段階で変わっていきました。

  • 結婚相談所のことを全く知らなかった頃は「月会費を毎月払っているのに、さらに成婚料まで取るのはなぜだろう?」と疑問に思っていた
  • 入会前に仕組みを調べた段階で「ある程度納得」した状態に変わった
  • 実際に活動して成婚した今は「相応の価格だ」と納得している

順番に説明します。

結婚相談所を全く知らなかった頃は「月額も払って、さらに成婚料も取るのか?」という素朴な疑問

結婚相談所のことを全然知らなかった頃は、成婚料という仕組みに素直な疑問を感じていました。月会費を毎月払っているのに、退会時にさらに10万や20万といったまとまった金額を取られる——「なんで二重に取るんだろう?」「成果報酬と月額の両方は取りすぎではないか?」という違和感は、当時の感覚としては普通にあったと思います。

相談所の料金体系は、月額と成婚料の組み合わせという独特の形になっていて、初見で違和感を持つ人は少なくないです。多くの人が一度は通る感覚と言ってもいいかもしれません。

入会前に調べた段階で「ある程度納得」に変わった

そこから自分なりに結婚相談所のことを調べていきました。料金の仕組み(入会金・月会費・お見合い料・成婚料の役割分担)、IBJのデータベースが何を担保しているか、成婚料が成果報酬として設計されている理由——こういう構造が分かってくると、印象は変わってきます。

「高いとは思うけど、なぜそうなっているかは飲み込める」という状態です。完全納得ではないものの、月額と成婚料の二重取りに対する違和感は薄れていきました。入会して成婚料を払う直前の段階では、すでにある程度の納得は持っていた、という流れです。

ちなみに、相談所選びでは「成婚料だけを抑える」という発想ではなく、入会金・月会費・お見合い料・成婚料を含めたトータル費用が低めに収まるプランを意識して選びました。結果として成婚料も10万円前後に収まったというだけで、成婚料単体を選定の主軸にしていたわけではありません。

払った瞬間は「解放感」だった

成婚退会の手続き当日、成婚料を払いました。そのときの気持ちは「これは妥当だ」でも「払う価値があった」でもなく、単純に「ようやく終わった」という解放感に近いものでした。

結婚相談所の活動は、思ったよりも消耗するものだったからかもしれません。お見合いの調整、交際中のコミュニケーション、相手のご家族のこと。それを4ヶ月、ぎゅっと圧縮してやりきった先に成婚料があって、「これで活動が終わる」という方が先に来た、という感覚でした。

活動を経た今は「相応の価格だ」と納得している

活動を経て成婚した今この記事を書いている時点で振り返ると、過去にお金を払ったあらゆる買い物や支払いの中で、成婚料はかなり納得感の高い支出に位置づけられます。「相応の価格だ」と納得している、という言い方が一番近いです。

理由は、明確に結果と紐づいているお金だから。アプリを7年続けても結婚には繋がらなかったところから、相談所では4ヶ月で結果が出ました。しかも自走前提でトータル費用を抑えたプランを選び、その範囲内で結果を出せた。仕組み(IBJのデータベース、3ヶ月文化、書類による身元保証)に対する対価として、成婚料を含めた全費用は妥当だ、という腹落ちです。

繰り返しになりますが、これは「相談所の方がアプリより優れている」という話ではありません。アプリと相談所は、出会える層も活動の進み方も違うので、役割が違うという表現の方が近いと思います。今回のケースでは相談所の方が噛み合った、というだけです。

ただし、これは個別ケースの話です。後半で「後悔する人の条件」も整理しますが、すべての人が同じ結論になるとは限りません。

H2-2:そもそも成婚料とは|何にいくら払うお金なのか

木のデスクに整然と並ぶノートと4つの封筒、万年筆の俯瞰

「成婚料って結局なに?」がよく分かっていない人のために、ざっくり整理します。

結婚相談所の費用は「入会金・月会費・お見合い料・成婚料」の4階建て

結婚相談所にかかる費用は、大きく分けて4つあります。

費用 払うタイミング 相場(IBJ加盟店の目安)
入会金 入会時 5〜10万円
月会費 毎月 1〜2万円
お見合い料 お見合い1回ごと 0〜1万円
成婚料 成婚退会時 10〜30万円

私の場合の内訳はこんな感じでした。

  • 入会金:5万円前後
  • 月会費:1万円以下 × 4ヶ月
  • お見合い料:0円(お見合い料がかからない料金プランだった)
  • 成婚料:10万円前後
  • トータル:20万円前後

「相談所への支払いがトータル20万円前後」と書くと、結婚相談所の中ではかなり安く済んだほうだと思います。これは活動期間が4ヶ月と短かったことと、お見合い料がかからない料金プランを選んだことが大きいです。

ちなみに、これとは別にプロフィール写真の撮影代が1〜3万円ほどかかります(写真は本当に大事なので、ここはケチらない方がいいです。詳しくは プロフ写真の記事 に書きました)。

補足:選んだのは「自走前提でトータル費用を抑えたプラン」

ここで一つ、後の話の前提になるので書いておきます。

選んだのは、カウンセラーのサポートが手厚いプランではなく、料金全体が抑えめのプランでした。自走前提のプランは、入会金・月会費・成婚料すべてが控えめになる傾向があります。成婚料単体を狙ったというより、トータルコストとプランのスタイルで選んだ結果、成婚料も10万円前後に収まった、という流れです。

選んだ理由は、入会前から婚活情報・相談所の選び方・お見合い戦略をある程度調べていて、「自走でいけそうだ」という感触があったから。入会面談のときに、担当カウンセラーには「まずは自走で進めたい。難しそうなら、途中で手厚いプランに切り替えることも検討します」と二段構えの方針を伝えていました。結果的にはプラン変更せずに4ヶ月で成婚したので、安いプランのまま完走した形です。

この前提があるかないかで、後半の「カウンセラー評価」のくだりの読み方が変わってきます。先に書いておきます。

成婚料の相場は10〜30万円

IBJ加盟の結婚相談所だと、成婚料の相場は10〜30万円くらいに収まることが多いです。10万円前後で済むところもあれば、20万円・30万円のところもあります。

意外と知られていないのは、「成婚料は相談所によって倍以上違う」という事実です。同じIBJの会員データを使っていても、サポート内容やカウンセラーの体制によって料金は違ってきます。

ちなみに、IBJが公開している『成婚白書2024』によると、2024年に成婚した会員の在籍日数は男女合わせた中央値で9ヶ月交際日数は4ヶ月程度とされています。私の4ヶ月成婚は、IBJ全体で見ると平均より早めではありますが、極端な外れ値というほどでもなく、自走前提プランでも到達可能なゾーンです。逆に言うと、「IBJの平均的な成婚者でも在籍は9ヶ月前後で済んでいる」わけで、相談所の活動は思ったほど長期戦ではないということでもあります(出典:株式会社IBJ『成婚白書2024』)。

さらに、2025年4月から順次公開されている最新版『成婚白書2025』では、入会から半年以内に成婚するカップルが32.4%(約3人に1人)成婚に至るまでの平均お見合い回数は男女ともに11回という数字が示されています。私の4ヶ月成婚・お見合い12件というケースは、この2025年版の数字と並べてもおおむね妥当な範囲に収まっています(出典:2025年 IBJ 成婚白書、株式会社IBJ)。

「成婚料あり」と「成婚料なし」の相談所をざっくり比較すると

実際に検討するときに役立つ目線として、成婚料あり/なしの相談所のざっくりした構造比較を整理しておきます。具体的な相談所名を挙げるよりも、料金構造の傾向で並べた方が、自分のスタイルに合う方を判断しやすいはずです。

タイプ 入会金 月会費 お見合い料 成婚料 サポートの傾向
A:IBJ加盟・仲人型(成婚料あり・標準) 5〜15万円 1〜2万円台 0〜1万円 10〜30万円 カウンセラーが伴走、紹介・お見合い調整あり
B:IBJ加盟・自走前提プラン(成婚料あり・抑えめ) 3〜5万円 1万円前後 0円のことが多い 10万円前後 システム検索+自己申し込み中心、カウンセラーは相談ベース
C:データマッチング型(成婚料なし) 3〜10万円 1〜1.5万円台 基本0円 0円 紹介機能+システム中心、カウンセラーの伴走は薄め

数字はあくまで一般的な目安で、相談所ごとに上下します。ここで見たいのは「どっちが安いか」ではなく、料金構造そのものが違うという点です。Aは「成果報酬としての成婚料が大きい代わりに、月々のランニングと伴走の手厚さで意味を持たせる構造」、Cは「成婚料を取らない代わりに、月会費と長期前提でビジネスを回す構造」。Bはその中間で、月会費とサポートを抑えつつ成果報酬を残した自走向けの設計、というイメージです。

「成婚料を払いたくない」という入口で選ぶと、自然にCに寄りがちなのですが、Cはサポートが薄めなので、自走できる人でないと月会費だけ積み上がる側になります。ここがH2-6でも書く「活動が長引きやすい」リスクの正体です。逆に、自分で動けるタイプの人にとっては、Bの自走前提プランが、トータル費用と成果報酬のバランスで一番落ち着きやすいゾーンになります。

私が選んだのも、このBに近いプランでした。自走前提でトータルが20万円前後に収まり、成婚料も10万円前後で済んだ。これは「成婚料が安い相談所を選んだ」というより、料金構造のタイプとして自分のスタイルに合うところを選んだ結果、成婚料も自然と低い水準に収まった、という順番です。

「成婚=成婚退会」の定義

もう一つ大事なのが、「成婚」の定義です。

結婚相談所における成婚は、婚約・両家顔合わせが済んだ段階を指すことがほとんどです。「結婚式を挙げた時点」でも「入籍した時点」でもなく、その手前。つまり、「この人と結婚することがほぼ確定した」段階で成婚退会となり、成婚料を払います。

この定義を知っておくと、「結婚式の費用も入れたら結局100万単位でかかるじゃないか」みたいな誤解を防げます。成婚料は、相談所での活動を終える対価です。結婚式以降のお金は、また別の話です。

補足:相談所への支払い以外にかかる実費

ここまでの「20万円前後」は、あくまで相談所に直接払ったお金の合計です。実際に活動していると、これ以外にも実費がいくつか発生します。総額をイメージしやすいように、淡々と項目を挙げておきます。

  • プロフィール写真の撮影代:婚活専門のフォトスタジオで撮ると1〜3万円ほど。写真は印象を大きく左右する部分なので、ここはケチらない方がいいです(詳しくは プロフ写真の記事 に書きました)
  • スーツ代・クリーニング代:手持ちのスーツが古かったので、お見合い用に1着買い足しました。あとはお見合いやデートのたびにクリーニングに出す費用が地味に積み上がります
  • お見合い代(男性負担):お見合いはカフェやホテルラウンジで行うことが多く、男性側がまとめて支払うのが慣例です。1回あたり2人分で2,000〜5,000円程度。お見合いの回数だけ発生します
  • デート代(男性負担分):お見合いの後、仮交際・真剣交際に進むとデートを重ねます。レストラン・娯楽・移動の交通費など、男性側が多めに負担する場面はやはり多いです。成婚までの期間と頻度で総額は変わります

つまり、「相談所への支払い=20万円前後」と「別途かかる実費」は別物です。今回のケースでは、別途実費まで含めると全体ではおよそ35万〜40万円くらいに収まる感覚でした。短期決着だったので実費もそこまで膨らみませんでしたが、活動が長期化するほどここも積み上がります。女性読者にとっても、相手の男性側で発生している費用感をざっくり把握しておくと、活動全体のイメージがつかみやすいと思います。

H2-3:「月額も払って、さらに成婚料も?」と感じやすい3つの理由

同一人物の後ろ姿が3つ、ゆるやかに歩く構図

ここでは、結婚相談所のことを全く知らない段階で、料金体系に違和感を持ちやすい背景を整理しておきます。今これを読んでいる人の中にも、似た感覚の人はいると思うので、共感ポイントとして書き残します。

なお、入会前に仕組みを調べた段階では、こうした違和感はある程度ほどけました(H2-1で書いた通り)。ここから書くのは、あくまで「全く知らなかった頃」のフラットな印象です。

月会費だけで十分高いのに、ゴール時にさらに取られる違和感

シンプルに、「毎月お金払ってるのに、最後にまた取るの?」というポイントです。月会費は、相談所のサービス(紹介・カウンセリング・システム利用)の対価のはず。それとは別に成婚料があるので、二重取りされているように映る、という構造です。

これは仕組み(成果報酬として設計されていて、相談所側のインセンティブを「成婚させること」に向けるための構造)を知ると印象が変わるのですが、知らない段階ではただ高いものが二段重ねになっているように見えます。

マッチングアプリ7年では「お金を後から取られる」経験がなかった

もう一つは、バックグラウンドの問題です。アプリを長く使ってきた感覚からすると、「お金は前払い・月額」が当たり前で、「結果が出たら追加で払う」という体験はほぼありません。

アプリの場合、月3,000〜4,000円くらいの支払いで、いいね数を増やしたりブーストをかけたりする。仕組みとしてシンプルで分かりやすい料金設計です。そういう世界に長くいた人がいきなり「成婚したら20万円ね」と言われると、料金構造の差にギャップを感じやすい。アプリが悪いのではなく、単に料金構造が違うものに切り替えるときの戸惑い、という話です。

「自分の努力で成婚したのに、なぜ相談所に?」というイメージ

そして、根っこにあるのが、「最後の決め手は自分の人間力じゃないか」というイメージです。

カウンセラーが代わりにお見合いしてくれるわけではない。交際相手とのデートを段取りしてくれるわけでもない。プロポーズも自分でやる。だったら、成婚はあくまで自分の手柄であって、「相談所に20万も取られる筋合いはない」と感じる人もいます。

これも、結婚相談所を知らない段階では誰もが一度は感じやすい部分です。実際に入会して活動してみると、「IBJのデータベースに自分一人ではアクセスできない」「3ヶ月文化があるから関係が前に進みやすい」など、自分の力だけではない要素に気づくのですが、知らないうちはそこまで想像が及びません。

補足:成婚料は「相談所側のインセンティブ設計」として機能している

ここで、もう一段だけ料金構造の話を踏み込んでおきます。月会費と成婚料の二重取りに見える構造には、相談所側の動機を「成婚させること」に向けるための設計上の意味があります。これを知っておくと、「なんで成婚料を取るのか?」のモヤっと感が、だいぶ薄れます。

仕組みとしては、おおむねこういう整理になります。

  • 月会費だけのモデル:相談所側にとっては、会員に「在籍し続けてもらう」方が売上が安定する。成婚で退会されると月会費が止まるので、構造的には長く活動してもらう方が得になりやすい
  • 成婚料のあるモデル:相談所側にとっては、会員を早く成婚させて退会させるほど、月会費+成婚料がまとめて入ってくる。成婚=大きな成果報酬として設計されているので、カウンセラーの動機が「成婚させること」に向きやすい
  • 成婚料がメインで月会費が薄いモデル(仲人型の一部):成果報酬の比率がさらに高くなり、カウンセラーの動機はもっと強く「成婚」に寄る

どれが絶対の正解、というものではありません。ただ、「月額のサブスクだけで運営している会社」と「成果報酬がのっている会社」で、現場のカウンセラーが日々どちらを優先しがちか、構造的な傾きが違う、という話です。

私のケースで言うと、選んだのは自走前提のプランでカウンセラーの伴走は薄めでしたが、成婚料が成果報酬として残っている構造だったので、「ここまできたら成婚まで持っていきたい」というカウンセラー側のテンションは、最後の局面ではちゃんと感じられました。逆に、もし成婚料がゼロのモデルで、サポートも薄めだったとしたら、最後のひと押しのところで現場の動機が違っていた可能性はあります。

「成婚料は払いたくない」だけで判断すると、こういう動機構造の違いを見落としやすい、というのは知っておいて損はないポイントです。

H2-4:払う前と払った後で、何が変わったか

払う前と払った後を対比した手帳とカレンダーの俯瞰イメージ

ここからが、この記事の核心です。「ある程度納得」の状態から、活動を経て「相応の価格だ」と納得するに至った経緯を書きます。

カウンセラーへの評価は、「期待ほどではなかった」けれど、それは想定内だった

正直に書くと、担当カウンセラーへの印象は「期待ほどではなかった」です。ただし、ここはもう少し補足が必要なので、ちゃんと説明します。

H2-2でも触れた通り、選んだのは自走前提でトータル費用を抑えたプランでした。カウンセラーが手厚く伴走してくれるタイプのコースではなく、料金全体を抑えてサポートも軽めのプランです。だから「期待ほどではなかった」というのは、最初から期待値を高く設定していなかったという意味でもあります。

実際の動き方も、そのプラン相応でした。お見合いの申し込みは自分でシステムから送る、相手からの申し込みも自分で確認・返信する、交際中の進捗は自分から報告する。カウンセラーが何かを「やってくれる」というより、「こちらから動いたら反応してくれる」スタンスです。

これは選んだプランの設計どおりで、不満ではありません。事前に婚活情報や相談所の選び方を調べていたので、「カウンセラーに引っ張ってもらわなくても、ある程度は自分で動ける」という感触があり、その想定どおりに進められた、という話です。

入会後に「やっぱり自走はキツい」となっていれば、入会面談で伝えていた通り、手厚いプランに切り替える選択肢もありました。実際にはその必要がなかった、というだけです。

ここを誤解しないでほしいのですが、「カウンセラーが悪い」という話ではありません。選んだプランの範囲では、ちゃんと機能していた。そして、自分にはその範囲で十分だった。それだけのことです。

ではなぜ、トータルの支払いに納得できたのか

担当カウンセラーに「手取り足取りのサポート」を期待していない人間が、なぜトータルの支払いには納得しているのか。

理由は単純で、短期間で結果が出たからです。

アプリを7年続けて、結婚には至りませんでした。「自分は結婚に向かないのかも」と何度も思った状態から、結婚相談所に入って4ヶ月。120日くらいで、結婚することがほぼ確定した相手に出会えた。

この「7年 vs 4ヶ月」のコントラストが大きい、というだけの話です。アプリで7年かかった分、相談所で短期決着したことの価値が大きく感じられた——これは個別ケースの話で、アプリで早く結果が出る人もたくさんいますし、そこは個々人で大きく違うところです。

カウンセラーが特別な働きをしたから成婚したわけではなく、むしろ自分で動いた結果が出たという感覚に近い。ただ、相談所という仕組み(IBJのデータベース、結婚を前提に活動している会員、お見合いから3ヶ月以内に決める文化)が、自走で動くスタイルにうまく噛み合った。その仕組み込みの対価としては、相談所への支払いトータル20万円前後(うち成婚料10万円前後)は妥当だと感じています。

成果報酬としての成婚料は、「自分が動いた結果に対して、最後にまとめて払う」という構造です。自走スタイルとは、この構造の相性がむしろよかった、と今は思います。

「成果報酬」と思える瞬間は、人によって違う

ヒアリングの選択肢には、「カウンセラーの貢献を振り返ったとき」「短期で成婚できたと気づいたとき」「アプリでの7年と比較したとき」の3つがありました。今回のケースで一番大きかったのは、3つ目の「アプリでの7年と比較したとき」です。

カウンセラーが感動的な働きをしたわけでも、4ヶ月という期間に特別な意味を感じたわけでもなく、単純に過去の自分との対比で、成婚料が腑に落ちた。これがリアルなところです。

「相談所のサポートのおかげ!」という美談ではなく、「7年消耗していた状態から抜けるためのコストとして、トータル20万円前後なら安い」という、もう少しドライな計算式に近いかもしれません。アプリで結果が出ている人にこの計算式は当てはまらないので、あくまで個別ケースの話として読んでください。

(4ヶ月で成婚に至った具体的な流れは、4ヶ月成婚タイムラインの記事 にまとめました)

H2-5:後悔する人・後悔しない人の分かれ目

左右に分かれたデスクの俯瞰、薄いノートと厚いノートの対比

ここまで「後悔していない」と書いてきましたが、もちろん全員がそうなるとは限りません。

ただ、ここで一つ、率直な疑問を書かせてください。

「成婚料を払って後悔する」って、そもそもよくあることなんでしょうか?

ネット上では「成婚料が高すぎる」「払って損した」という声が一定数あります。でも、本当にその人は、成婚した相手のことに納得しているのでしょうか。

「成婚料を後悔する人」の本質は、金額の問題ではなくて、出会えた相手への納得感の問題ではないか、というのが個人的な見立てです。

後悔の正体は、たぶん「相手に納得していない」こと

考えてみてください。心から「この人と結婚できて本当によかった」と思える相手と出会えたら、10万円や20万円の成婚料は、そこまで大きな問題には感じにくいはずです。

逆に、「なんとなくこの人でいいかな」「条件は合うけど、本当にこの人でよかったのかな」と思いながら成婚した場合、同じ金額でもやけに高く感じる。金額に見合うほどの感動が、相手との関係から得られていないからです。

つまり、後悔しているのは「成婚料」ではなく、本当は「相手選び」なのではないか、ということです。

一般的に言われる「後悔する条件」

世の中ではよく、こういう条件が「成婚料を後悔する人」として挙げられます。

  • カウンセラーをほぼ使わずに自力で進めた人
  • 活動が1年以上長引いた人
  • 相手と相談所の関係が薄かった人

たしかに、これらは要素としてあるかもしれません。活動が長引けば、月会費だけでも結構な額になります。

ただ、ここで一つ強く言いたいことがあります。

「カウンセラーを使い倒さないと損」は、本当か

ネット上の意見でよく見るのが、「カウンセラーをフル活用しないと、結婚相談所に払うお金は損だ」というものです。これは半分正しくて、半分は違う、と感じています。

今回選んだのは、自走前提でトータル費用を抑えたプランです。入会前から婚活情報や相談所の選び方をある程度調べていて、「自分で動ける部分は自分で動く、難しければプラン変更も検討する」という二段構えの方針。担当カウンセラーには面談の時点でその方針を伝えていて、結果的にプラン変更せずに4ヶ月で成婚できました。

つまりこのケースでは、「カウンセラーをフル活用していない」のに「後悔していない」。なぜそれが成立したかというと、選んだプランの設計と、本人の動き方が一致していたから、というシンプルな話です。

「カウンセラーを使い倒さないと損」という意見の前提には、「みんな手厚いサポート付きの高いプランで入会する」という暗黙の想定があります。手厚いプランなのにカウンセラーを使わなかったら、それはたしかに損です。一方、最初から自走前提でトータル費用を抑えたプランで入っているなら、その損は発生しません。プランと使い方が噛み合っていれば、フル活用しなくても後悔は生まれにくいということです。

「自走スタイル」も結婚相談所を使いこなす一つの形

ここは、この記事で一番伝えたいところかもしれません。

結婚相談所というと、「カウンセラーに引っ張ってもらってゴールする場所」というイメージが先行しがちです。たしかに、そういう使い方が向いている人もいます。お見合いの相手選びに自信がない、交際中の進め方が分からない、自分のプロフィールを客観的に見てもらいたい——こういう人にはカウンセラーが手厚いプランが合います。

一方で、こういう人もいます。

  • ある程度は自分で情報収集ができる
  • 婚活の戦略を自分で組み立てたい
  • 熱量とスタミナを切らさず、活動期間を伸ばしすぎないことを意識できる
  • まずはトータル費用を抑えたプランで動いて、必要なら手厚いプランに切り替えればいいと考えられる

このタイプの人には、自走前提でトータル費用を抑えたプランで結婚相談所を使うという選択肢があります。今回のケースもこっち側でした。

自走スタイルでも、結婚相談所のコア価値は十分に享受できます。IBJのデータベース(結婚を前提に活動している会員と出会える)、お見合いから3ヶ月以内に決める文化、独身証明書や年収証明が提出されている安心感。これらは、カウンセラーの手厚さとは別の部分にある価値です。

つまり、結婚相談所の使いこなし方は一つではない。手厚く伴走してもらうのも一つの正解。自走で熱量を保って走り切るのも一つの正解。自分に合う方を選べばいい、というのが結論です。

結局、後悔の正体は「相手に納得していない」こと

話を戻します。

「後悔する条件」をクリアしていても、相手に納得していなければ後悔は残ります。逆に、これらの条件を満たしていなくても、相手に納得していれば金額は気になりにくい。 これが本質ではないか、ということです。

今回のケースでも、担当カウンセラーをフル活用したわけではありません。それでも後悔していないのは、自走スタイルとプランが噛み合っていたことに加えて、何より、相手に納得しているからです。

だから、本質は「いい相手を見つけられたか」

成婚料を払うかどうかで悩んでいる人に、一番伝えたいのはここです。

成婚料がどうこうより、いい相手を見つけることの方が、何倍も大事です。

10万円の差、20万円の差で迷うより、「この人と結婚できてよかった」と思える相手に出会える可能性が高い場所を選ぶ。それが結果的に、成婚料への後悔を消します。

H2-6:成婚料なしの相談所はアリか|選ぶ前に知るべきこと

短期と長期の活動を表す2冊のノートと電卓の俯瞰

「じゃあ、成婚料なしの相談所を選べば、最初から後悔しないんじゃないか?」と思う人もいるはずです。これも一度は通る検討ポイントなので、整理しておきます。

「成婚料なし」の裏側を理解する

成婚料がない相談所は、たいてい以下のどちらかです。

  • 月会費が相対的に高めに設定されている
  • 仲人型ではなくデータマッチング型で、サポートが軽め

つまり、成婚料がない代わりに、別の場所でコストが乗っているか、サービス内容が違う、ということです。「無料で同じものが手に入る」わけではありません。

「成婚料なし」を最優先にすると、活動が長引きやすい

ここが落とし穴で、「成婚料を払いたくない」を最優先で相談所を選ぶと、結果的に活動が長期化することがあります。

理由は2つあります。

1つ目。成婚料がないと、相談所側のインセンティブが「会員を成婚させること」より「在籍させ続けること」に寄ります。これは仕組み上、ある程度は避けられません。

2つ目。サポートが薄いタイプの相談所だと、自分で動ける人以外は動けなくなります。自走が苦手な人がサポート薄めの相談所に入ると、最初の一歩を踏み出せないまま月日だけ過ぎる、というケースがあります。

トータルで見たら、どっちが安いか

仮に、成婚料20万円の相談所で6ヶ月活動した場合と、成婚料なしの相談所で18ヶ月活動した場合を比べてみます(数字はざっくりイメージです)。

項目 A:成婚料20万円・6ヶ月 B:成婚料なし・18ヶ月
入会金 10万円 10万円
月会費(1.5万円/月) 9万円 27万円
成婚料 20万円 0円
合計 39万円 37万円

ほぼ同じか、長く活動するほどBが高くつきます。さらに、長期化するほど機会損失(その間に出会えなかった相手・年齢を重ねること)も大きい。

4ヶ月で成婚できた今回のケースでは、月会費の節約効果は10万円以上にもなりました。活動期間を伸ばしすぎなければ、成婚料があってもトータルで安く済むパターンは普通にあります。

「短期成婚」と「長期活動」で総額がどう変わるかを並べて見ておく

もう少し別の角度でも数字を並べておきます。同じ料金プランでも、活動期間がどれくらいになるかで総額のカーブが大きく変わる、という話です。今回のケース(自走前提・成婚料10万円前後・月会費1万円以下)に近い条件で、活動期間別にトータル費用をざっくり試算するとこうなります。

活動期間 入会金 月会費の累計 成婚料 トータル(相談所への支払い)
4ヶ月(今回のケース) 約5万円 約4万円 約10万円 約20万円
6ヶ月 約5万円 約6万円 約10万円 約21万円
12ヶ月 約5万円 約12万円 約10万円 約27万円
18ヶ月 約5万円 約18万円 約10万円 約33万円
24ヶ月 約5万円 約24万円 約10万円 約39万円

数字を眺めて分かるのは、月会費の累計はほぼ線形に膨らむのに対して、成婚料は一回きりの固定費だ、ということです。短期で決まれば成婚料の割合が大きく見えますが、長期になればなるほど、相対的に成婚料の比率は下がり、月会費の比率がぐっと上がっていきます。

これが何を意味するかというと、「成婚料を1回払うこと」自体は、活動期間が伸びれば伸びるほど痛みが小さくなる、ということです。逆に、活動が長引いたときに本当に効いてくるのは月会費で、ここを抑えにいく方がトータル費用のコントロールに直結します。「成婚料が高いか安いか」だけで相談所を比べると、この月会費の累積効果を見落としやすい、というのが個人的な感覚です。

裏を返すと、月会費が抑えめのプラン(自走前提プラン)は、活動が長引いたときの保険としても機能します。私が4ヶ月で済んだのはたまたまそうなったというだけで、もし1年以上かかっていたら、月会費1万円以下というプラン設計が効いていたはずです。「短期で決められる前提」よりも、「長引いたときに月会費が暴走しない設計」の方が、相談所選びとしては安全側に倒せる、と感じています。

結論:成婚料の有無より、自分が熱量を持って動ける環境かどうか

ここまで書いてきて、結局言いたいのはこれです。

成婚料があるかないかで選ぶより、「自分が熱量とスタミナを切らさず動ける環境か」で選んだ方が、トータルでお得です。

そして、その「熱量を保てる環境」の方が、結果的に「いい相手」と出会える確率も高い人もいます。結婚相談所には、結婚を前提に活動している会員が集まっているので、お互いの目線がそろっていて、迷っている時間が長引きにくい——これは相談所ならではのメリットです。アプリと比べてどちらが優れているという話ではなく、真剣度の足並みがそろった環境で動きたい人にとって、相談所は選択肢として強い、という意味です。

H2-7:まとめ|成婚料は「結婚に到達した自分への投資」

窓辺のテーブルに並ぶ二人分のカップと開かれた手帳

最後に、もう一度結論を整理します。

結論を3行で

  • 相談所への支払いはトータル20万円前後(うち成婚料10万円前後)で4ヶ月成婚。後悔はしていない
  • 成婚料への印象は「全く知らなかった頃は月額と成婚料の二重取りに違和感→調べた段階である程度納得→活動を経て相応の価格だと納得」と3段階で変わった
  • 後悔の正体は金額ではなく、出会えた相手に納得しているかどうかが本質

これから入会する人へのアドバイス

成婚料に対する不安は、入会前にゼロにするのは難しいと思います。今回のケースでも、結婚相談所を全く知らなかった頃は「月額も払って、さらに成婚料も取るのか?」と疑問でしたし、入会前に仕組みを調べた段階でもまだ「ある程度納得」止まりでした。活動を経た後に「相応の価格だ」と腹落ちできたのは、4ヶ月で成婚相手に出会えたからです。

これから相談所を検討する人には、こう整理したいです。

  • 成婚料の金額そのもので悩む時間を減らす
  • それより、「自分が納得できる相手と出会える可能性が高い場所はどこか」で選ぶ
  • 活動期間を伸ばしすぎない意識を持つ(だらだら続けるほど、月会費で総額は膨らむ)
  • 自分のスタイル(自走で動けるか、手厚いサポートが要るか)に合ったプランを選ぶ。プランと使い方が噛み合っていれば、フル活用しなくても後悔は生まれにくい

成婚料は、結婚に到達できた自分への投資、と捉えるとシンプルです。10万円でも30万円でも、その金額に見合う相手と出会えたなら、後悔は残りにくい。逆に言えば、後悔しない選び方さえできれば、成婚料は怖くないお金です。

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