「結婚相談所に入りたいけど貯金がほとんどない。とりあえず始めて大丈夫?」——月会費・お見合い料・成婚料の試算ばかり気にして、「入会前にどれくらい貯金を作っておくと安心か」まで考えている人は少ないです。
この記事は、これから入会を考えている方に向けて、29歳・IBJ加盟相談所4ヶ月成婚・婚活全体30万円前後(デート費用除く)の私の実体験から、「先に貯金を作ってから始める方が、結果的に短期で成婚しやすい」という提案を書きます。
H2-1:結論|入会前に50〜100万円の貯金があると、お金で迷わない
最初に結論から書きます。
私が4ヶ月で成婚して感じたのは、入会前に50〜100万円の貯金が手元にあると、お金で迷わずに動けるということです。
内訳のイメージはこんな感じです。
- 4ヶ月〜半年分の活動費:10〜30万円程度
- 相談所への支払い(成婚料含む):20〜30万円程度
- 心理的な余裕代:50万円ほど
合算で50〜100万円を入会前に準備しておくと、毎月のお見合い数や場所選びでお金が判断軸に入ってこなくなります。
「貯金ゼロで始めて、月々の給料からやりくりすればいい」という発想もアリですが、私の実感だと、お金が判断に入ってくると婚活の質が落ちる。これが一番もったいないところです。
H2-2:お金の心配で「お見合いの数や場所」を制限すべきでない理由
ここがこの記事で一番伝えたい話です。
「お金の心配でお見合いの数や場所を制限する」のは、正直やめた方がいい、というのが私の本音です。
コスト制限がベストな出会いを逃させる
お見合い1回が3,000円か5,000円かを気にして、行きたいホテルラウンジを避けたり、会いたい人を絞ったり、月のお見合い件数を無理に減らしたり——こういうコスト制限をかけると、結果的にベストな出会いを逃すことになります。
たとえば、
- 「今月はもう予算オーバーだから、この人は次回にしよう」
- 「ホテルラウンジは高いからカフェにしてもらおう」
- 「遠い人は交通費がかかるから断ろう」
こうした判断が積み重なると、自分の本来の判断軸(その人と会いたいかどうか)が、お金で歪む瞬間が増えていきます。
成婚すれば、活動費は回収できる類のお金
冷静に考えると、結婚相談所での活動費は成婚すればそれで終わる類のお金です。月会費もお見合い料も、入籍するまでの期間限定のコストです。
私の場合、4ヶ月で成婚したので、相談所関係の支払いは20万円前後で済みました。仮に1年かかった場合、月会費1万円が8ヶ月分追加で乗るのでプラス8万円=約28万円。2年ならプラス20万円=約40万円——増えるのは「月会費×追加月数」だけで、入会金や成婚料は変わりません。それでも長引くほどコストが積み上がるのは事実です。
つまり、お金で活動を縮小して成婚が遠のく方が、トータルではお金がかかるということ。月のお見合い件数を半分に絞ったら、成婚までの期間が2倍に伸びる、というのは普通にあり得ます。
お金の余裕は、判断の余裕
お金で迷わない状態を作っておくと、
- 「この人ともう一度会いたい」と素直に動ける
- 行きたい場所でお見合いできる
- 距離がある相手も、交通費を気にせず会いに行ける
こうした自由度の高さが、結果的に成婚までの期間を縮めます。お金の余裕は、そのまま判断の余裕です。
H2-3:貯金を作るべき理由|「お金で迷わない仕組み」を入会前に作る
ではなぜ、活動を始めてから貯金を作るのではダメなのか。順を追って書きます。
給料からのやりくりだと、毎月コストが気になる
貯金ゼロで始めると、毎月の活動費を給料から出すことになります。月3〜7万円の活動費を給料から捻出するのは、20代後半〜30代の年収レンジだと「家計に響く支出」で、家計の都合が婚活の判断に入り込んでくる。これが冒頭で書いた「お金で婚活を制限する」の正体です。
入会前に貯金があると、家計と婚活を切り離せる
一方、入会前に50〜100万円の貯金を「婚活専用の財布」として確保しておくと、毎月の給料は今まで通りの生活費に使える。婚活の判断と家計の都合を、完全に切り離せます。
これが大きいです。「今月のお見合い件数」を、お金以外の軸(疲弊・スケジュール・申し込みの質)だけで決められるようになります。
短期で成婚 → 結果的に一番安い
入会前に貯金を作る → お金で迷わなくなる → 会いたい人と会う → 短期で成婚、という流れが、結局は一番コスパがいいというのが、私が4ヶ月で成婚して感じたことです。
逆に、貯金ゼロで始めて家計と相談しながら活動する → 月の動きが鈍くなる → 成婚が後ろ倒しになる → トータルコストが膨らむ、という流れは、短期的には節約に見えて、長期的には高くつくパターンです。
H2-3.5:私のケース|婚活全体でかかった金額の内訳

参考までに、私のケースで婚活全体でかかった金額を出しておきます。
【固定費】4ヶ月全期間
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 相談所への支払い(入会金・月会費・成婚料) | 約20万円 |
| スーツ・プロフィール写真 | 約4.5万円 |
【前半2ヶ月】お見合い〜仮交際フェーズ:小計 約11.3万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| お見合い12件(お茶代・交通費) | 約5万円 |
| 仮交際デート 18回 | 約6.3万円 |
【後半2ヶ月】真剣交際〜成婚フェーズ:小計 約12.4万円
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 真剣交際デート 8回 | 約2.4万円 |
| プロポーズ(食事代+花束) | 約5万円 |
| 親への挨拶 | 約5万円 |
【4ヶ月トータル】約48.2万円
この金額を4ヶ月で使った形です。プロポーズや親挨拶の単発支出が後半に集中するため、後半のほうがやや支出が大きい構造でした。
デート費用は個人差が出やすい部分なので、1回あたり単価の内訳も書いておきます。
- 前半2ヶ月・仮交際デート18回(月9回ペース):1回あたり交通費約1,500円+食事代約2,000円(基本割り勘)≒ 3,500円
- 後半2ヶ月・真剣交際デート8回(月4回ペース):1回あたり平均約3,000円
- プロポーズ:食事代+花束などで約5万円
- 親への挨拶:約5万円
割り勘前提なのでこれは私の負担額。デートの頻度・場所・割り勘有無、両家挨拶の距離で大きく変わるため、ここは個人差が出やすい部分です。
これを「貯金ゼロから給料でやりくり」しようとすると、20代後半の手取り月収レンジだと相当きつい。前半・後半とも月平均5万円超の婚活支出が発生し、後半はプロポーズや親挨拶の単発支出も乗ります。家計に響くと、お見合い件数や場所選び・プロポーズ予算まで「お金の判断」が混じってきます。だからこそ、入会前に50〜100万円の手元資金があると安心、という話につながります。
→ 関連記事:結婚相談所のお見合い1回あたりの実費|29歳男性のリアルな計算
H2-4:貯金を作る間に、できる準備もある
「じゃあ貯金できるまで婚活をスタートできないのか」というと、そうではありません。
入会のタイミングを少し後ろにずらす期間に、婚活の準備として今のうちにやれることがあります。
日頃の身嗜みを整える
服装や髪型・スキンケアなど、日常の延長線上でできる身嗜みのアップデートは今のうちにやっておけます。一方、お見合い用のスーツや靴は、入会後に相談所のカウンセラーや、婚活専門のスタイリスト・フォトスタジオでアドバイスをもらってから揃えるのが効率的です。自己流で先に買い揃えると、相談所のドレスコードや写真の方向性とズレてやり直しになることがあります。
入会する相談所のリサーチ
貯金を作る数ヶ月の間に、入会する相談所の比較・無料相談もしておけます。月会費・お見合い料・成婚料の構成は相談所によってかなり違うので、ここを入会前に詰めておくと、いざスタートしたとき迷わず動けます。
H2-5:「貯金がない=婚活できない」ではない、という補足
ここまで書いてきましたが、「全員50万円貯めてから始めろ」と押し付けるつもりはありません。
人によって、
- すでに貯金が十分にある
- 短期で結果を出したい年齢的事情がある
など、状況はそれぞれ違います。
ただ、お金で婚活を縮小するくらいなら、入会のタイミングを少し後ろにずらしてでも貯金を作っておく方が、結果的に幸せに近づきやすい——というのが、4ヶ月で成婚した自分の実感として伝えておきたい話です。
「いますぐ動きたい」気持ちと、「お金の余裕で迷わない仕組みを作る」のバランスを、自分の状況に合わせて決めるといいと思います。
H2-6:まとめ|入会前の貯金が、婚活の質を決める
最後にまとめます。
私のケースでは、入会前に50〜100万円の貯金があると、お金で迷わずに動けました。内訳は、
- 4ヶ月〜半年分の活動費:10〜30万円程度
- 相談所への支払い(成婚料含む):20〜30万円程度
- 心理的な余裕代:50万円ほど
ポイントは、「お金で婚活を制限しない仕組み」を入会前に作っておくこと。家計と婚活の財布を分けることで、毎月のお見合いの判断軸からお金を外せます。
そして、お金の余裕は判断の余裕。会いたい人と会える、行きたい場所でお見合いできる、距離がある相手にも動ける——この自由度が、短期成婚への近道になります。
貯金を作る期間は、日頃の身嗜みのアップデート・相談所のリサーチに使えるので、決してムダな時間にはなりません。「入会のタイミングをコントロールする」のも婚活戦略の一部だと思って、お金と心の余裕を整えてからスタートを切るのがおすすめです。
→ 関連記事:結婚相談所の成婚料は後悔する?マッチングアプリ7年→4ヶ月成婚した男性のリアルな本音

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